◆社会保険労務士って何?

世間では『社労士(しゃろうし)』と略して呼ばれることが多いです。
弁護士、税理士ぐらいなら何となくはわかるけど、社労士は・・・何するの?
役所の人?社会保険事務所の人?いやいや保険屋さんでしょ?いえいえ違います!

ではいったい社会保険労務士とは!?

『社会保険』とは健康保険、雇用保険や年金等のことです。国民年金、国民健康保険(国保)もそうです。

『労務』とは経営者と従業員に関する労務管理。いわゆる企業の人事部や総務部にあたるところです。

『士』とは国家資格、民間資格職業の俗称です。※社会保険労務士は国家資格です。

労務管理というと難しく聞こえますが、どの企業でも行っています。人を採用したり、従業員の仕事の悩みを聞いたり、簡単に言えばそんなところです。
実はこの労務管理が、社長の悩み所であることが多いです。
ご承知の通り、労務管理も法律(主に労働基準法)を根拠として成り立ちますので、法律を熟知しており、更に改正情報まで注意していないといないと的確な判断は下せません。 企業の運営を円滑に行うためには、その企業に応じた労務管理が不可欠であり、 他社でうまく機能した労務管理をそのまま自社に持ち込むと 全く馴染まず、かえって失敗という事態が生じることもあります。
これは労務管理においては、正解がひとつとは限らないために起こります。 上手に運用するにはやはり専門的な知識が必要になります。

社会保険労務士は、労働法(労働基準法、労災保険法、雇用保険法など)、社会保険法(社会保険、厚生年金、国民年金など)を熟知した労務管理のスペシャリストというわけです。

inserted by FC2 system